令和3年度「府市障害者雇用促進セミナー」開催報告

令和3年度府市障害者雇用促進セミナー開催報告

 令和4年2月24日(木)午後2時~4時にオンライン方式で開催しました「府市障害者雇用促進セミナー」は,当日,企業12社21名が参加しました。
 第1部では,「精神・発達障害のある方の就労と職場定着について―支援機関との連携・職場実習の重要性―」と題して,障害者就労支援機関の役割や支援事例の紹介,雇用前実習の意義など,医療法人博友会就労支援センター アステップむろまち 所長の大石氏から説明があり,企業に就職された障害のある方の具体的な支援事例を御紹介いただきました。

「企業と就労支援機関との連携が障害のある人の定着支援に繋がる可能性が高い」と大石氏(画像左)。

 第2部では,大石氏をはじめ,京都障害者雇用企業サポートセンターの谷垣実践アドバイザー,京都市保健福祉局障害保健福祉推進室の田中が,事前に参加企業がお寄せくださいました御質問,御要望に,パネリストが応える質問形式で開催しました。
~主な質問内容~
〇職場定着に必要な支援について
〇仕事内容と処遇について,また障害の種類を限定した採用募集について
〇支援制度や支援機関の利用方法について
〇実習から雇用に至るまでの注意事項について
〇障害者とのコミュニケーションについて
〇特別支援学校との交流について

 また,先駆的に障害のある方を雇用している企業から実践的なアドバイスもいただくなど,障害のある方を雇用するうえでの企業の心構えなどについて話し合われました。

 当日の講演とパネルディスカッションの内容をグラフィックレコーディングで可視化していますので,参加できなかった皆様も是非,御覧ください。

グラフィッカーの筌場氏

講演



パネルディスカッション